私は生まれた当初から猫っ毛の薄毛体質でしたが、思春期の過激なダイエットで10代にして分け目あたりの頭皮が見えるほどの薄毛になってしまいハワイで結婚式を格安にできました。
20代では、大阪市で口コミ数の多いAGA治療院に通いながら、それを隠しつつ過ごしてきましたが、子供を産むごとに髪の毛が減り、3人の出産後迎えた40代、周囲から指摘されるほどのAGAになってしまいました。
分け目を変えてもどこも薄くて頭皮が見える、あまりのひどさにしばらく帽子をかぶって生活していました。
頭皮がうすくなって髪の毛が決まらない、格好が悪い、それは当然なのですが、一番悩んだのは自分自身に対する自信が全く持てなくなったことです。
元よりそれほど自尊心が高い方ではないですが、40になって思ったより早く老化を認識するきっかけになったというか、この間まで私30代だったのに、一気に私おばあさんじゃん・・・と鏡を見るのが苦痛でしかたなかったです。
そこでまずは、勇気を振り絞って美容院に行きました。
行きつけの美容師さんに現状を相談し、頭皮が目立たない髪型(フルバンクのショートカットで特に前の方はパーマをかけてボリュームを出す)にしてもらって、周りからどう見えるかというより、自分が鏡を見たときにネガティブな思いをしないでいいかをメインに考えて髪の毛をセットしていました。
あとは、以前からあった頭皮湿疹もひどくなっていたので、薬を定期的に塗り、シャンプーも以前のはやめて薬用シャンプーに変更、お風呂の中や朝晩に頭皮マッサージをするなどして、健康が頭皮になるような努力をしました。夫曰く、頭皮湿疹が多い時は頭皮が赤かったけど、段々色が白くなったよ、といってくれて、半年後くらいには髪の毛も徐々にですが復活してきました。
元々薄毛の人は、年齢を経るごとに髪の毛のボリュームがなくなるのが憂鬱ですよね。ましてや女性とっては大きなイベントの出産、ただでさえ子供の世話に追われる毎日なのに自分の髪の毛がどんどん薄くなり、細くなり、悲しい状態になっていく・・・・、自分が自分でなくなるような焦りを感じますよね。
私の経験上、出産後の抜け毛や薄毛は、ホルモンバランスの影響でなるもので、そのほとんどが一時的なものです。1年2年単位ですが、徐々に改善はすると思いますので、気持ちを何とか明るくもって日々を過ごしてほしいと思います。