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清潔第一!ブラシの手入れと保管方法
毎日使うヘアブラシは、髪の毛、ホコリ、皮脂、フケ、整髪料などが付着しやすく、意外と汚れが溜まりやすいアイテムです。汚れたブラシを使い続けることは、雑菌の温床となり、頭皮トラブル(かゆみ、フケ、炎症など)を引き起こし、薄毛を悪化させる原因にもなりかねません。健やかな頭皮環境を保つためには、ヘアブラシを常に清潔に保つことが重要です。ブラシの素材によって手入れ方法は異なりますが、基本的な手順をご紹介します。まず、ブラシに絡まった「髪の毛や大きなホコリ」を取り除きます。手で取るか、専用のクリーナー(熊手のような形状のものなど)、あるいは使い古しの歯ブラシなどを使うと便利です。これは、できるだけ毎回、あるいは数日に一度は行うようにしましょう。次に、「ブラシ本体の洗浄」です。洗浄頻度は、ブラシの素材や汚れ具合にもよりますが、月に1~2回程度を目安に行うのがおすすめです。「プラスチック製のブラシ」は、比較的お手入れが簡単です。洗面器などにぬるま湯と少量の中性洗剤(またはシャンプー)を溶かし、ブラシ部分をつけて振り洗いするか、歯ブラシなどで優しくこすり洗いをします。その後、洗剤が残らないように流水でよくすすぎ、清潔なタオルで水気を拭き取り、風通しの良い場所で陰干しします。「天然毛(豚毛、猪毛など)のブラシ」や「木製のブラシ」は、基本的に水洗いを避けるべきものが多いです。水分を含むと毛が傷んだり、木が変形したりする原因になります。これらのブラシは、乾いた布で汚れを拭き取ったり、専用のクリーナーでホコリを取り除いたりするのが基本です。もし汚れがひどい場合は、硬く絞った布で拭き取る程度に留めましょう。どうしても水洗いが必要な場合は、製品の説明書を確認し、短時間で済ませ、しっかりと乾燥させることが重要です。洗浄後は、「しっかりと乾燥させる」ことがカビや雑菌の繁殖を防ぐポイントです。ブラシの毛を下向きにして、風通しの良い日陰で完全に乾かしましょう。直射日光やドライヤーの熱風は、ブラシを傷める可能性があるので避けます。「保管方法」も大切です。湿気の多い浴室などに置きっぱなしにするのは避け、通気性の良い場所に保管しましょう。ブラシの毛先が潰れないように、立てて保管するか、専用のスタンドなどを使うのがおすすめです。